妊娠線についての基礎知識

妊娠線に対する意識の変化

今から30年ほど前までは、妊娠線があることは「出産経験がある一人前の女性の勲章」として、特に気にする女性はいなかったと言われております。しかし昨今では妊娠・出産後も美しい女性であり続けたいという美意識の変化から、妊娠線の予防を行う女性が増えてきています。

妊娠線ができる部位や特徴は人によって個人差がありますが、現在でも約50%以上の妊婦さんに妊娠線ができています。
また、経産婦の方(出産の経験がある妊婦さん)になると80%以上の確率で妊娠線ができるといわれています。
つまり、女性が出産を迎えることで妊娠線ができる確率は非常に高いといえます。
妊娠線ができてしまった場合、産後に妊娠線は多少薄くなることはありますが、完全に消えることは絶対にありません。

妊娠線ができる2つの理由

急激にお腹が大きくなることで皮膚に負担がかかり、お腹に裂けたような傷ができてしまうのが、「妊娠線」です。

妊婦さんのお腹は赤ちゃんの成長に合わせて大きくなり、臨月には腹囲100cmを越えることもあります。皮膚は、外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の三層で成り立っていますが、その中で伸びやすいのは表皮のみで、弾力性のない真皮や皮下組織の一部は、急激に伸びることができません。

そのため、真皮や皮下組織がお腹の急激な成長についていけず、断裂して赤紫の線状斑(妊娠線)が現れます。
また妊娠中は、お腹周りだけではなく、体全体に脂肪がつきやすくなるので、お腹以外にもバストや太もも、ヒップなどの特に脂肪がつきやすいパーツにも妊娠線が出てしまうこともあります。

皮下脂肪の急激な増加、皮膚が短期間に伸縮、肉割れの発生!

妊娠線を予防するには

妊娠線の予防には次の3つを心がけましょう。

  1. ①妊娠線クリームを用い、常に保湿を心がける。
  2. ②栄養の取れた食事
  3. ③体重管理

妊娠線ができる場所

妊娠線はお腹だけではなく、脇腹、お尻、太もも、胸、腰、中には背中にできる方もいらっしゃいます。
妊娠線予防クリームはお腹以外の上記箇所にもしっかり使用してください。

妊娠線クリームはいつから利用すべきか

妊娠線ができ始めるのは妊娠5ヶ月目くらいからが多いと言われていますが、早い人では3~4ヶ月目にでき始めることもあるので、クリームの使用開始時期は妊娠3ヶ月目~がベストです。
また出産後、お腹が引き締まってきたあたりに、皮膚の収縮により、急に妊娠線ができる方もいらっしゃいますので、
出産後1か月間程度はご利用いただくことをお勧め致します。